原作小説

電撃文庫

狼と香辛料 I~XVII

  • 著…………支倉凍砂
  • イラスト…文倉十
  • 発行………アスキー・メディアワークス
狼と香辛料XVII Epilogue

狼と香辛料XVII Epilogue

最新刊

定価●557円

行商人ロレンスと賢狼ホロの旅、堂々完結!果たして二人は幸せであり続ける物語を紡ぐことができたのか――。

 『太陽の金貨』事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。
 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか? 第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。
 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。
狼と香辛料

狼と香辛料

定価620円(税込)

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。
少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。
「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」
老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。
しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、
ホロと共に旅をすることをロレンスは了承した。
そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。
近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。
疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが──。
第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作!
狼と香辛料 II

狼と香辛料 II

定価662円(税込)

狼神ホロとの二人旅を続けることを決めた行商人ロレンス。
港町パッツィオでの銀貨騒動で儲けた上等な胡椒を武器に交換し、
異教徒の地への玄関口、北の教会都市リュビンハイゲンで大きな商売を仕掛けた。
しかし思いもかけない謀略に嵌ってしまう。
賢狼を自称するホロでも解決策はすぐには見つからず、
時と運にも見放されたロレンスは、商人生命を絶たれてしまうほどの窮地に。
何とか秘策を思いついた二人は、
リュビンハイゲンへ向かう途上で出会った羊飼いの少女にある任務を託すのだが……。
第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作第2弾。
狼と香辛料 III

狼と香辛料 III

定価620円(税込)

教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人のロレンスと狼神ホロ。
行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、
冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。
そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。
どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしい。
急速に彼女に近づき始めた。
一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、誤解が誤解を呼んでしまう。
そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ
大騒動へと発展していく──。
第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作第3弾。
狼と香辛料 IV

狼と香辛料 IV

定価641円(税込)

狼神ホロの故郷ヨイツを探すため、北を目指す行商人ロレンス。
異教徒の町クメルスンで得た情報をもとに、二人は田舎の村テレオにやってくる。
テレオの教会にいる司祭は、異教の神々の話だけを専門に集める
修道士の居場所を知っているという。
しかし、教会を訪れたロレンスとホロを出迎えたのは、
無愛想な少女エルサだけだった。
さらにそこで、ロレンスたちは村存続の危機に巻き込まれてしまう。
二人はヨイツへの手がかりをつかみ、無事に村を出立できるのか……。
話題の新感覚ファンタジー、第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作第4弾。
狼と香辛料 V

狼と香辛料V

定価620円(税込)

テレオの村を無事出立した行商人ロレンスと狼神ホロは、
ホロの伝承が直接残るという町レノスを訪れる。
ホロはのんびりと故郷であるヨイツの手がかりを探したがるが、
ロレンスは商売への好奇心を拭えないでいた。
そんな中、ロレンスは宿屋で会った商人から大きな儲け話を持ちかけられる。
それにはホロの協力が不可欠だった。
しかし、その商売の方法がとんでもないもので──。
毛皮と材木の町レノスを舞台に、二人の関係に大きな転機が訪れる!?
ますます絶好調の新感覚ファンタジー、第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞作第5弾!!
狼と香辛料 VI

狼と香辛料 VI

定価599円(税込)

ホロが口にした、旅の終わり──。ロレンスはそれを説き伏せ、ホロの故郷ヨイツまで共に旅を続けることを決める。
そんな二人の次なる目的地は、海に面した港町ケルーベだ。二人はエーブを追いかけてレノスの港から船で川を下る。旅の途中、ロレンスたちの乗った船が立ち寄った関所では、厄介ごとに巻き込まれている様子の少年の姿があった。ロレンスは、図らずもその少年・コルを助けることになる。
薄汚れた風貌のコルだが、意外にしっかりとした面を持っており、ロレンスもホロも彼に興味を持ち始める。そして、コルの故郷の話や、船乗りたちの噂話を聞く内に、二人はヨイツに関する重要な言葉を耳にしてしまい──。
絶好調の新感覚ファンタジー、シリーズ初の船での旅の物語。狼神ホロ、水を怖がる!?
狼と香辛料 VII Side Colors

狼と香辛料 VII Side Colors

定価578円(税込)

リュビンハイゲンでの騒動が丸く収まったことを祝し、ホロとロレンスはノーラと食事をしていた。しかし、体調を崩したホロは、不覚にも宴会の最中に倒れてしまう。そんなホロを見て、ロレンスは看病をしようとするのだが……? シリーズ初のホロ視点で語られる書き下ろし「狼と琥珀色の憂鬱」ほか、ロレンスと出会う前のホロの旅を描いた「少年と少女と白い花」、港町パッツィオでの二人の買い物風景「林檎の赤、空の青」など、「電撃hp」に掲載され好評を博した2編を収録。
絶好調の新感覚ファンタジー、“色”をテーマに綴られた珠玉の短編集登場。
狼と香辛料 VIII 対立の町<上>

狼と香辛料 VIII 対立の町<上>

定価●536円

ローム川で耳にした、『狼の足の骨』の噂。教会勢力は、どうやらその骨を自らの権威誇示のために利用しようとしているらしい。自分と同じ類の狼のものかも知れないその骨を、ホロが放っておけるはずもなく……。詳しい情報を得るために、ロレンスたちは港町ケルーベで女商人エーブを待ち伏せることにする。
だがケルーベの町は、貿易の中心である三角洲を挟んで、北と南が対立している訳有りの町だった──!
放浪学生コルが旅の共に加わり、ますます盛り上がるホロとロレンスの旅路。絶好調の新感覚ファンタジー第8弾登場!!
狼と香辛料 IX 対立の町<下>

狼と香辛料 IX 対立の町<下>

定価●578円

土地を巡って北と南が対立する町ケルーベに、伝説の海獣イッカクが陸揚げされる。町の力関係をひっくり返しかねない価値を持ったイッカクの登場で、ケルーベは俄かに騒がしくなる。『狼の骨』の情報を集めるロレンスたちも、不穏な空気を感じていた。
そんな中、イッカクの横取りを狙う女商人エーブは、ローエン商業組合を抜けて自分のところへ来るようロレンスを誘う。狼狽するロレンスのもとには、さらにローエン商業組合からも協力要請の手紙が送られてきて……!?
ロレンスの出した答えとは? その時ホロは?『対立の町』編いよいよ完結!
狼と香辛料 X

狼と香辛料 X

定価●620円

ケルーベでの騒動の後ロレンスたちが向かったのは、海を渡った島国ウィンフィール王国。目的地は、「狼の骨」を持つという聖ブロンデル修道院だ。
王国に着いたロレンスたちは、港町のある商会で、羊毛取引で富裕なはずの修道院が経済的危機に陥っていると聞く。しかも、世界最強と名高い経済同盟ルウィック同盟が、修道院の広大な土地を狙って王国にやってきているという。ロレンスたちは修道院へ近づく足がかりを作るため、同盟の一員である商人ピアスキーに協力を依頼することになるのだが──?
絶好調の新感覚ファンタジー第10弾、ついに登場!!
狼と香辛料XI

狼と香辛料 X

定価●620円

ロレンスたちが港町レノスで出会い、その後ケルーベまで追いかけることとなった、美しき女商人エーブ。貴族であった彼女が、いかにして今のような商人となったのか──?“もうひとりの狼”エーブの過去を描く読みごたえ満点の書き下ろし中編『黒狼の揺り籠』。
ホロとロレンスが立ち寄った村では、村人たちが諍いを起こしていた。それを解決するため、ホロが思いついたとんでもない方法とは!? 旅の途中の事件を切り取った短編『狼と黄金色の約束』。
ある晴れた日に、一枚の地図を見ながらホロとロレンスが思い立った素敵な寄り道を描く短編『狼と若草色の寄り道』。
ファン必読の、エーブを主人公とした書き下ろし中編+「電撃文庫MAGAZINE」誌上に掲載された短編2本を収録した、“色”をテーマに綴られる短編集第2弾!
狼と香辛料XII

狼と香辛料XII

定価●578円

ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の大地の地図が描けるという銀細工師に会うため、港町ケルーベにある絵画商を訪れることに。そんなロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった──。
地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかし、その村には、天使の伝説のほかにも、魔女が住んでいるという噂まであって……?

TVアニメ第2期好評放送中、絶好調の新感覚ファンタジー最新刊!! ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める!
狼と香辛料XIII

狼と香辛料XIII Side Colors III

定価●578円

リュビンハイゲンでの金密輸騒動のあと、羊飼いをやめたノーラはエネクとともに旅に出ていた。服の仕立て職人になる夢を叶えるため、人手を必要とする町に向かっていたのだ。その道中、ノーラは何者かに襲われる教会の司教を助けることになる。司教が向かう先もまた、ノーラと同じく「疫病で人口が減ってしまった町」で──!? ファン必読の、ノーラの後日談を描く書き下ろし中編「羊飼いと黒い騎士」を収録。
さらに、「電撃文庫MAGAZINE」、「電撃「マ)王」付録冊子に掲載されたホロとロレンスの短編3編も収録した、豪華4本立ての短編集第3弾!
狼と香辛料XIV

狼と香辛料XIV

定価●599円

銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪したレノスの町で禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。
 どうやらその禁書には、ヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。しかしその本を手に入れようとすると、行商路に戻らねばならないロレンスはホロと共にヨイツへ向かう時間がなくなってしまう……。苦渋の決断を迫られたロレンスの出した結論とは!?
  テレオ村の少女エルサやレノスの酒場の娘など、懐かしい面々も登場するシリーズ第14弾!
狼と香辛料XV 太陽の金貨〈上〉

狼と香辛料XV 太陽の金貨〈上〉

定価●578円

ホロの故郷の仲間の名を冠す『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。
 デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、その目的は北の地の征服とも、鉱山のさらなる開発とも言われていた。そのため商会は町に武力を集めているというのだが、ロレンスたちが訪れた町には不穏な空気はなく、意外にも人々は活気に溢れた様子だった。訝しがるロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことにする。そこで二人を出迎えた人物とは──?
 ヨイツの森はもう目前。北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する──!
狼と香辛料XVI 太陽の金貨〈下〉

狼と香辛料XVI 太陽の金貨〈下〉

定価●641円

デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはそこで、ホロと共に店を持つことを決めた。しかしその矢先、コルのズダ袋を持った人物が現れ、二人はデバウ商会の内部分裂による事件に巻き込まれることとなってしまう。ホロは、禁書を得るためキッシェンへ。ロレンスは、デバウ商会に追われミューリ傭兵団とともに雪山を越えることに。バラバラになってしまった二人の運命は!?
 行商人ロレンスと狼神ホロの旅を描く新感覚ファンタジー、ついに本編感動のフィナーレ!

※定価はすべて税込(5%)です。