イントロダクション

『狼と香辛料』とは──
支倉凍砂(著)と文倉十(イラスト)が描く、「電撃文庫」の新感覚ファンタジー。
「第12回 電撃小説大賞<銀賞>受賞作」として、2006年2月に第1巻が発売。
現在8巻までが発売され、シリーズ累計で170万部を突破。
宝島社「このライトノベルがすごい!2007」では、
作品部門&キャラクター女性部門で2冠を達成した注目のタイトルです。
ストーリー紹介──
行商人ロレンスと、狼神ホロが織りなす新感覚ファンタジー。
馬車で各地を巡り、数々の物品を取り引きする行商人クラフト・ロレンスは、
収穫祭に沸くパスロエの村を発つ道すがら、荷台に積んだ麦束に埋もれて眠る少女を見つける。
少女は狼の耳と尻尾を有した美しい顔立ちで、自らを豊作を司る神“ホロ”だと名乗った。
「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」
老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。
ホロが本当に豊穣の狼神なのか疑いつつも、北の故郷へ帰りたいという彼女の言葉に絆され、
ロレンスは共に旅することを了承する。
そんな二人旅に思いがけない儲け話が持ち掛けられる。
近い将来、ある国の銀貨が値上がりするというのだ。
その儲け話のカラクリを探るべく、ロレンスは話に乗って事件へと巻き込まれていく。

狼と香辛料とは?